アフリカンアート支援機構　認定アーティスト

Mustapha A. Yusufu

ムスターファ

ティンガティンガを
世界的なアートに

アフリカンアート支援機構の
活動のゴールである、
ティンガティンガアーティストが
タンザニアで憧れの職業になること、
ティンガティンガの価値を
唯一無二のものにすること。

そんな私たちの活動に賛同し、
一緒にゴールを目指してくれる
アーティストを
「認定アーティスト」と
位置付けました。

PROFILE

プロフィール

アフリカンアート支援機構　認定アーティスト

ムスターファ

Mustapha A. Yusufu

来歴

1976年8月29日生まれ、タンザニア連合共和国トンドゥール地方ナカパーニャ村出身のアーティスト。

22歳の時に叔父を訪ねるためダルエスサラームへ向かい、そこでティンガティンガと運命的な出会いを果たす。
叔父の勧めで足を運んだ工房で、一目でその鮮やかで独創的なアートに心を奪われる。
翌日にはアーティストを目指し、工房に所属を願い出るものの、指導者に巡り会うまで1年を要した。
ティンガティンガの世界に踏み出し、技術を磨いていく中で作品が注目を集め、国内外から高い評価を受けるようになる。

2010年、2011年、2014年には日本に招かれ、2015年には中国文化省主催の展示会で賞を受賞。
さらに、タンザニアを代表するティンガティンガアーティストとして中国へ派遣された経験も持つ。
その後も台湾のホテルで制作活動を行うなど、ティンガティンガの第一人者として、国際的に活躍中。

日本での活動

これまでに大阪タカシマヤ、阪急うめだ本店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、大丸神戸店、近鉄百貨店、大丸心斎橋店など、数多くの著名な百貨店で作品を展示・販売。
独特の色彩とデザインが、多くの来場者の関心を集めた。
2024年には大阪府松原市で、内閣官房事業万博国際交流プログラムの一環として子供向け絵画教室を行う。

アーティストからのメッセージ

日本のみなさま、はじめまして。
私の作品に興味を持っていただき、ありがとうございます。

子どもの頃から絵を描くのが好きで、20代で出会ったティンガティンガに心惹かれ、アーティストを志すようになりました。
アーティストとして評価されるまでには多くの苦労がありましたが、今ではティンガティンガの制作は、私の人生に欠かせないものとなりました。

私の作品は、動物たちが自然の中で繰り広げる生命の営みを生き生きと描いているところが特徴だと言われます。
私自身も動物が食事をしているシーンを描くのが好きで、ゾウやカバの親子が草を食べる姿をよくモチーフにしてきました。

ティンガティンガは、現在はアフリカだけでなく、日本をはじめ世界中で多くの人々を魅了しています。
しかしながら、それを描くアーティスト達の生活は、まだまだ不安定で、子供達にとっての「将来なりたい職業」ではありません。
私は、ティンガティンガを通じて、世界的なアーティストになり、タンザニアで「ティンガティンガアーティスト」という職業を確立させたいと思っています。

ティンガティンガは、ユニークなアフリカの新しい芸術で、その美しさと力強さは、暮らしに温かみをもたらしてくれます。
見る人の心を豊かにし、元気を与えてくれるこのアートを、一人でも多くの方に楽しんでもらえれば幸いです。

Mustapha A. Yusufu